近年、発展著しい巨大な市場アフリカ。しかし、アジア諸国などに比べ、燕三条の多くの企業にとってまだまだ未知の地域です。そんなアフリカの現状を知って貰うべく、「アフリカビジネスセミナー」と現地の声を聞くことができる「ABE留学生とのネットワーキングフェア」を開催致しました。

第1部のセミナーでは、まず一橋大学教授の米倉誠一郎氏より「グローバルビジネスとアフリカ」についてお話しいただき、続いてアフリカで活動している日本企業を代表し、サラヤ㈱事例を発表してきました。さらに、アフリカからの留学生を多数受入れている神戸情報大学院大学と前ルワンダ大使館広報係のイマニシムエ氏も加わり、帰国した留学生のビジネス展開や日本企業との交流の現状、今後についてパネルディスカッションを行いました。

第2部では、JICAの産業人材育成プロジェクト「ABE（Africa Business Education）イニシアティブ」のアフリカ留学生と地元燕三条企業がじっくりと面談し、情報の収集・自社PRを行いました。今回は、大都市以外で初めて開催された「ABE留学生とのネットワーキングフェア」でしたが、当日は、アフリカ大陸の北から南19か国27名の研修生と燕三条地域を中心に18社及び5団体が集い、3時間に渡りじっくりと交流を深めました。今まで遠い存在であったり全く知らなかったりした地域、国が、ネットワーキングを通してお互い少し身近な存在になったようでした。「面白かった」「いろいろな事が聞けて為になった」などのポジティブな声が多く聞かれました。

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日程：平成30年10月15日（月）

主催：(公財)燕三条地場産業振興センター・JICA(国際協力機構)・JICE(日本国際協力センター)・ジェトロ新潟

 

【1部セミナー】13：00～15:00

プログラム

13：05～13：35

「グローバルビジネスとアフリカ」

一橋大学イノベーション研究センター 特任教授 米倉誠一郎氏

13：35～13：55

「アフリカビジネスの実例と今後」

サラヤ㈱ 海外事業本部 アフリカ開発室 森 窓可氏(ABE留学生受入れ企業)

14：00～14：50

「アフリカビジネスの留意点とアフリカから見た日本企業」

パネリスト：・神戸情報大学院大学副学長 福岡賢二氏・前在日ルワンダ大使館広報担当　イマニシムエ・サムエル氏・サラヤ㈱海外事業本部アフリカ開発室　森 窓可氏

モデレーター：燕三条地場産業振興センター　山田尚史

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【2部ネットワーキングフェア】　15：00～18：00

～研修生～

参加者数：27名

国籍：19ヵ国（エジプト、エチオピア、赤道ギニア、モーリタニア、セナガル、タンザニア、ジプチ、コートジボワール、モザンビーク、南スーダン、コンゴ民主共和国、チュニジア、ガーナ、ルワンダ、モロッコ、ジンバブエ、マダガスカル、サントメプリンシペ、ウガンダ）

在籍大学院：11校（国際大学・長岡技術科学大学・新潟大学・足利大学・筑波大学・埼玉大学・芝浦工業大学・早稲田大学・東京大学・立教大学・長崎大学）

 

～参加企業～

燕三条地域：製造業者14／販売・卸業者・卸組合3／支援団体１

その他：行政1／民間企業1／教育機関1／国連機関1／独立行政法人1

 

お問合わせ：海外販路支援部

TEL：0256-32-5806　 FAX：0256-32-5701

E:-mail：global@tsjiba.or.jp