イベント情報

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燕三条・デザインのDNA
「亀倉雄策と小杉二郎」展

期日:2015年9月25日(金)~10月12日(月・祝) 9:00~17:00
会場:リサーチコア3F デザインギャラリー (入場無料)

燕三条のものづくりで大きな役割を果たしているデザインですが、その源流を辿ると、この地に関わり深い、日本のデザイン黎明期を語るうえで欠かせない偉大な二人のデザイナーの存在が見えてきます。
一人はグラフィックデザイン分野で世界にその名を轟かせた亀倉雄策氏。
燕市(旧・西蒲原郡吉田町)で誕生、幼少期を過ごし、その後日本で、そして世界へと羽ばたき多くの作品を残しました。
1964年東京オリンピック公式ポスターデザインをはじめ、NTTの“ダイナミックループ” と呼ばれるマークや、サンケイアトムズ(現東京ヤクルトスワローズ)のロゴタイプ、また当地で馴染み深いグッドデザイン賞マークや伝統的工芸品産業振興協会の伝統マークなど、私たちが普段から見慣れたグラフィカルなデザインを手がけました。
またこのような偉業から、2000 年に吉田町の“吉田町名誉町民” 、2006年の合併により“燕市名誉市民” となりました。

そしてもう一人は、戦後日本のモータリゼーションをデザインで支え、三条市企業の多くの製品デザインを約30 年にわたり指導したインダストリアルデザイナー小杉二郎氏です。
自動車のデザインではマツダの三輪トラックから愛らしい軽自動車のデザイン、また家電・ミシンをはじめ産業機器、そして当地産品のデザインなど、国内のデザイン品質向上はもちろん当時の外貨獲得にもデザインで貢献しました。
このように、戦後日本のデザインを牽引し、燕三条に関わりの深いこの二人のデザイナーは、奇しくも今年が生誕100 年となる節目の年にあたります。
この機会にその作品や活動の一端をご覧いただければ幸いです。

■ナビゲーターによる作品解説会
開催日時:9月27日(日)・10月4日(日)・11日(日)、各日10:00~、14:00~
ナビゲーター:大縄 茂 氏(デザインオフィス ジー・ワン)

■主催:一般財団法人燕三条地場産業振興センター
■共催:燕市・三条市
■協力:新潟県立近代美術館・株式会社ヤクルト球団・公益財団法人日本デザイン振興会・一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会・デザインオフィス ジー・ワン(順不同)
■後援:燕商工会議所・三条商工会議所・新潟日報社・三條新聞社・越後ジャーナル社・ケンオードットコム・燕三条エフエム放送(順不同)

パンフレットPDFのダウンロード

イメージ 開催日 時間(会場) 対象者 担当課
名称 内容
2015年9月25日(金)~10月12日(月・祝) 9:00~17:00(リサーチコア3F デザインギャラリー (入場無料)) 一般 燕三条ブランド推進室
燕三条・デザインのDNA
「亀倉雄策と小杉二郎」展
燕三条のデザインの源流は、偉大な二人のデザイナーにあった。 その軌跡をたどる回顧展